ドラマ「相棒 season23」のあらすじ
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相棒:元日スペシャル19年連続で放送決定 高嶋政伸がシリーズ初出演 “特命係第三の男”も登場

2025年1月1日放送の「相棒」元日スペシャルの一場面=テレビ朝日提供

 俳優の水谷豊さんと寺脇康文さんが出演する人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の新春恒例元日スペシャルが、2025年も放送されることが分かった。2006年から毎年元日夜に放送されており、今回は午後9時~同11時15分の放送。大晦日(おおみそか)のテレビ局を舞台にしたサスペンスとなり、シリーズ初登場の高嶋政伸さんをはじめ、藤本隆宏さん、高橋光臣さん、櫻井淳子さん、石丸謙二郎さんら豪華ゲストが出演する。“特命係第三の男”としてファンに親しまれ、原田龍二さん演じる捜査2課刑事・陣川公平も「season22」以来、約1年ぶりに登場する。

 物語は、特命係の杉下右京(水谷さん)が大晦日に、陣川の買い物に付き合ってデパートを訪れ、迷子を捜す女性と出会って始まる。女性は、人気ニュースキャスター・桧山弘一(高嶋さん)の妻だった。目を離したすきに4歳のひとり娘が姿を消したと聞いた右京は捜索を手伝うが、まもなく何者かに誘拐されたことが判明する。

 その頃、桧山はメインキャスターを務める年越し番組のため、テレビ局に入ったばかり。桧山はかつて、反社会的組織の関連団体「ジョーカー」を番組内で批判したことから嫌がらせを受けており、誘拐もジョーカーの仕業とみられたが、誘拐犯からは「予定どおり生放送を務めろ」という指示が届く。しかし、誘拐犯は生放送が進むにつれ、桧山が隠してきた秘密をカメラの前で告白するよう要求。愛娘を人質に取られた桧山は、追い詰められていく。

 一方、亀山薫(寺脇さん)は、伊丹憲一(川原和久さん)、益子桑栄(田中隆三さん)とともに警察学校同期の新居を訪ねていたが、その同期会が奇しくも誘拐事件に絡んでいく。

 高嶋さんは今作への出演について「『相棒』は、長い歴史を持つ名作シリーズで、僕にとって憧れの作品。本当にうれしかったです。水谷大先輩は、僕の永遠のヒーロー。寺脇先輩は、いつも明るく緊張を解きほぐしてくださる素敵(すてき)なアニキのような存在」と喜びのコメント。

 「元日スペシャルは、とても緻密でダイナミックな大作だと思いました。桧山は、さまざまな感情に揺れ動く、やりがいのある、役者冥利に尽きる、とても面白い役です」と紹介し「ハラハラドキドキ、驚きの謎解き、そして大きな感動に満ちた、2025年元日にふさわしい傑作です。ぜひ、お楽しみに!」とアピールした。

 元日スペシャルには、おなじみの登場人物たちも登場。小手鞠(森口瑤子さん)と美和子(鈴木砂羽さん)、甲斐峯秋(石坂浩二さん)や社美彌子(仲間由紀恵さん)らの“年内最後の一日”が複雑に交錯する。

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